第39回日本コミュニケーション障害学会学術講演会で学会発表をしました

2013年7月20日(土)〜21日(日)に東京都千代田区の上智大学で開催された第39回日本コミュニケーション障害学会学術講演会で「吃音がある幼児の言語症状・心理面の状況と、言語・認知・運動発達、情緒・情動に関する追跡調査」というタイトルの学会発表をしました。

 

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吃音とは(1) 吃音の言語面の特徴

国語辞典で「吃音」を引くと、「話しことばを発する時、第一音や途中の音が詰まったり、同じ音を何度も繰り返したり、音を引き伸ばしたりして、流暢に話すことが出来ない状態」(松村明編(1999)大辞林.第2版. 三省堂)とあります。このように、吃音を構成する第一の要因は、ことばがうまく出ず流暢(滑らか)に話が出来ない(くり返したり引き伸ばしたりして話す、ことばがつまって出てこない)ことにあります。しかし、吃音の問題は、単にことばが出てこないことだけではありません。ここでは、吃音の問題の実態について、吃音を持つ人がどの様な点で困っているのかという観点から述べていきたいと思います。

 

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居心地が良い方が吃音が出る?

吃音の教育相談をしていると、保護者の方から「この子は、学校よりも、家の方がよくどもっているようなんですが、この子にとって家の方が学校よりも居心地が悪いのでしょうか」という質問を良くいただきます。また、言友会の例会などで、吃音がある人のお話しを伺うと、「私は、家で家族と過ごしている時に一番吃音が出やすい」とおっしゃる方が少なくありません。このような方達は、本来一番リラックスできる筈の家の居心地が、学校や職場よりも悪いのでしょうか?

 

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