「学齢期吃音の指導・支援 ICFに基づいた評価プログラム」のご案内 of 吃音ポータルサイト

「学齢期吃音の指導・支援 ICFに基づいた
評価プログラム」のご案内

「学齢期吃音の指導・支援 ICFに基づいた評価プログラム

評価と指導支援計画立案を学校でできる画期的なプログラム!

2009年9月下旬、学苑社より出版予定(定価 3,500円)

学齢期吃音_表紙カバーb.jpg 吃音がある子どもは、単に「どもる」話し方の問題だけでなく、言語・認知・運動発達の問題や情緒・情動の問題、吃音への気づきや心理的問題、子どもを取り囲む環境の問題などの多様な問題を抱えています。本書は、これらの多様な問題を抱える吃音がある子どもたちに対する指導支援方法として、筆者が作成した国際生活機能分類(ICF)に基づいた総合的アプローチについて、詳細で具体的かつ、わかりやすく解説しています。学齢期吃音の指導支援に取り組むことばの教室の先生や言語聴覚士が、実態把握や指導支援計画立案に活用できます。


Contents

第1章 吃音とは

 学齢期の吃音の問題を、単なる「どもる」話し方の問題ととらえるのではなく、言語・認知・運動発達の問題や情緒・情動の問題、吃音への気づきや心理的問題、子どもを取り囲む環境の問題などの多様な問題の複合体としてとらえる「吃音氷山」モデルについて、解説しています。また、コラムでは、吃音がある人のさまざまな特徴、吃音の原因論、吃音についての基礎的情報などについて記載しています。吃音の問題には、どのようなものがあるのかについて理解を深めるとともに、子どもや保護者、学級担任の先生方などに対し吃音についての情報を提供する際の資料としても利用いただけます。

第2章 学齢期吃音のアセスメント

 学齢期吃音のアセスメント方法として、筆者が作成した「学齢期吃音のICFに基づく包括的評価プログラム」(評価プログラム)について説明しています。これは、国際生活機能と障害、健康に関する分類(ICF)に基づき、吃音がある子どもやその保護者のニーズや実際の「活動・参加」における状態、第1章であげた吃音からくるさまざまな問題について包括的・総合的にアセスメントするものです。なお、ここには、第3章の学齢期吃音のICF に基づく包括的アセスメントチェックシート(チェックシート)の内容についての解説が記載されています。また、第2章では、本書の右肩部分にA─1~D─5の各評価項目ごとにタブを設定しています。このタブは、第3章のチェックシート、第4章の指導・支援の観点と連動しており、タブを横になぞっていくと、評価プログラムの項目とそれに対応する指導・支援の観点がすぐに索引できます。

第3章 学齢期吃音のICFに基づく包括的アセスメントチェックシート

 第2章で解説した評価プログラムを用いて実際にお子さんの実態把握や評価を行なう際に使用するチェックシートです。

第4章 学齢期吃音の指導・支援

 第2章の評価プログラムに対応した6つの指導・支援の観点からなる指導・支援方法の提案がされています。それぞれの指導・支援の観点には、Ⅰ 対応する評価プログラムの項目、Ⅱ 導入の目安、Ⅲ ねらい、Ⅳ 指導・支援の概略、Ⅴ 評価の観点が記されています。なお、評価プログラムを用いた指導・支援の実施方法(指導・支援の流れ、指導・支援を検討する際の観点、指導・支援の終了を判断する際の観点、事例の紹介)も掲載しています。

第5章 指導・支援の具体例

 第4章で説明した6つの指導・支援の観点のⅣ 指導・支援の概略で紹介されている1─1~6─7a / 6─7b からなる33の指導・支援方法の具体例の内容や実施方法の解説です。それぞれの具体例では、指導・支援の観点、導入の目安、ねらい、指導・支援の概略が記されています。また、第5章には、本書の右側に、1─1~6─7a / 6─7b の具体例ごとにタブを設定しています。

資料  指導・支援の具体例で用いる教材

 第5章で紹介した指導・支援方法の具体例で用いる教材を掲載しています。

著者 小林宏明
出版社 学苑社
B5版 250ページ
ISBN 978-4-7614--727-8 C3037

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